糖尿病の分類②
さて前回、糖尿病の分類で糖尿病の1型と2型について本当に簡単にわけました。
けど、まぁそれじゃ納得しない人も以前いた。。。。。
その時のおじさま(50代)との会話
おじさま 「ほとんどの人が2型糖尿病だって言うけど、俺は1型じゃないかなー」
私 「へぇ、、なぜそう思うんです?」
おじさま 「すごくヒドイ。。。って言われて、、A1cも10超えてて、注射使ってるし、大分昔からなっていたんだろうって言われてるし、放置しておいたのが悪いんだけど、、、、」
なるほど~~~~
えぇ、、、こういう方も2型です!!(笑)
でも、2型から1型チックに移行しちゃう方はいる。
2型の方でもあまり長い期間放置していると、すい臓が疲れきってしまう。
もともと糖尿病はすい臓が疲れて本来の力が出せなくなる病気だから。
本来の力が出せないってことは、血糖を下げるインスリンを出す力が弱いってことね。
まぁ、ザックリ言っちゃえば、、、、
すい臓が
◆疲れ切っちゃって働く力がほとんど、または全く残ってないのが1型
◆お疲れ気味だけど、なんとか頑張ったりお休みしたら働けるなら2型
※当てはまらない分類もあります
なのです。
前回2型糖尿病の特徴として
☑気をつけた方が良いよ~と言われている
☑食事か運動した方がいいよーと言われている
☑両親や親類が糖尿病だから自分も確率が高いと思っている
☑糖尿病用の薬を飲んでいる。飲んでいた。
☑数年間検査がヤバめになっている
これに一つでも当てはまっている人は2型糖尿病だよ~ってお伝えしました。
じゃあ1型糖尿病は?ってことで
1型糖尿病発症時の特徴
☑20代以下の発症率が8割以上(最近は30代で発症する方もいます)
☑突然トイレの回数、飲水量が異常に増える。
☑強烈な口の渇き
☑猛烈なダルさ
☑インスリン注射即開始(そうでない分類も稀にあります)
☑C-ペプチドという血液検査が0.6ng/ml以下
1型糖尿病発症の場合は、ここに書いてあるチェックはほとんど当てはまる人が多い。
ちなみに、、、
「C-ペプチド」っていうのは
インスリンを出す力、、、、というか残ってる力というイメージね。
この値が低いという事は、もうほとんどインスリン出す力は残ってませんよ~ってこと。
1型さんはこのC-ペプチドが猛烈低いです。
私も0.1以下。まぁつまりゼロ、、、インスリン出す力ありませんっ!ってなっとります。
1型さんと2型さんのなり方の違いでわかりやすいのは、
1型さんは急激になる!ってこと!
だから一気に症状がバーーンっと出る!
あまりに一気に調子が悪くなるから病院に行かずに過ごすなんてことはムリね~。
それに比べると、2型さんはジワジワなるからなんとなくダルクても過ごしてたりできちゃう。
行かなきゃなーー行かなきゃなーって思いながらでも生活できちゃうなら2型糖尿病さんね。
お医者さんじゃないから診断にはならないけど、これで自分がどちらなのかはわかるハズ♪
そんなわけで次回こそ、糖尿病の治療の違いへゴー♪
ですね♪